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スポンサーを務めた中村京一郎選手が、格闘代理戦争byABEMATVで優勝しました。

調剤薬局専門M&A仲介として、全国の調剤薬局の譲渡、売買を円滑サポートを行う、株式会社アウナラ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:佐伯孝通)が、スポンサーを務めた中村京一郎選手(EXFIGHT、岡見勇信&中村倫也推薦)が、日本のトップ格闘家が監督になり、次代の格闘技界を担う若手選手を推薦し、トーナメントで競わせるABEMAオリジナル番組「格闘代理戦争-the max-」の決勝戦ほか全7試合が都内で行われ、トミー矢野選手(21=KRAZY BEE、イゴール・タナベ推薦)を判定3-0で下して優勝した。優勝しました。

 

中村選手は何度も矢野の得意な寝技に引き込まれながらも、1本は許さず。逆に上から渾身(こんしん)のパンチをたたき込み続けた。KO勝利こそならなかったが、何度も良いパンチを当てた中村選手が判定で上回り、賞金300万円を手にした。

中村選手は試合後「本当、良い経験になりました。楽しかったし、楽しい中にもきついシーンもあって。でも練習してきたことが本当に出たし、そういうのってウソつかないんだなって身に染みて感じた一戦でした」と感想を述べた。

対戦相手のトミー矢野については「強かったですね。初めての判定だし、僕。(相手の)表情もすごい良かったし。ただ、トミーもまだまだMMAは今からだなって感じたというか。今回ずっと(下から)引き込んでくれてたのが、僕からしたらよかったなと。上をガンガン取りにくるMMAの仕方だとトミーもまた成長するのかなと思いました」と分析した。

岡見監督は中村選手はについて「1Rはバックをしっかり取られて結構、厳しいシチュエーションだったんですけど、そこを1R終盤に逃げて、しっかり上を取って、最後パウンドでまとめて。そこでトミー選手の気持ちが切れたかなと。1Rは逃げるだけでも良かったんですけど、しっかりパウンドで最後まとめたっていうのが京一郎の勝負強さ。そこは一番この試合の中で驚いたところでした」と振り返った。

中村倫也監督も「今日に限らず準決勝、決勝と、いわゆるストライカーが苦手なタイプとの試合になって。(相手が)得意な展開に持ち込んだら、向こうは完全にアドバンテージを取れるっていう心理状態になるんで。そこに持っていかせないための技術っていうのが、決勝はめっちゃ出たなって思いますね」と評価。

続けて「京ちゃんのパフォーマンスとしては、望んでた100点のものではなかったと思うんですけど、本来ならあそこでストライカーっていうのはグラップラーに食われてしまうような展開の中で(相手の)仕掛けに冷静に対処して。その次のアタックは全部切って、下にせざるを得ない状況を作ったっていうレスリング力の高さ、この3カ月で磨いたレスリング力と寝技のディフェンス力っていうのが今回、決勝で光った。良いステップになったなと本当に思いますね」と分析した。

レスリングで日本一になったことのある中村倫也監督からレスリング力を褒められた中村は「めっちゃうれしいっすね。でもそれは周りにレスラーの人がいっぱいいて、本当に良い環境で練習させてもらってるっていうのが前提で。僕1人じゃ何もできないので。環境に感謝して、それが出せて良かった」と笑顔を見せた。

賞金300万円の使い道については「300万円マジで欲しい! って感じでトーナメントに出てなかったので。ご褒美っていうくらいの感じで。いろいろお世話になっている人もいるので、みんなでバーベキューでもやろうかな。やっちゃおう! それにしよう」と話した。

今後は両監督に続いてUFCで活躍するのが目標だ。中村選手は「まず(UFCに)出て、出るだけじゃなくて勝つ。出て満足とかそういう話じゃなくて本当にベルトを狙っていくっていうのをしっかり(目標として)持って日々練習する。UFCに入ってからが勝負だと思うんで。まだまだ道のりは長いですけど、そこにしっかりくらいつけるように日々精進します」と宣言した。【日刊スポーツ抜粋】

 

格闘代理戦争とは

 

2017年10月よりAbemaTVの格闘チャンネルで配信されている、格闘界に次世代スターを送り出す格闘ドキュメンタリー番組、格闘技中継番組。推奨ハッシュタグは「格闘代理戦争」。日本初の本格格闘技リアリティーショーを謳う。キャッチコピーは「格闘界に次世代スターを送り込め」。

 

ABOUT 中村京一郎選手

 

北海道出身。Grachanフェザー級で戦う格闘家。バックボーンは野球。元海上自衛隊。2024年格闘代理戦争優勝。EXFIGHT所属。